2020年8月コロナ状況下ANA長距離国際線搭乗記

2020年はコロナウィルスが世界中に蔓延したことでそれまで送っていた日常生活と比べてマスク着用や移動制限など様々な行動制限を受け我慢を強いられる年となりました。

各国政府が人の移動を制限したことで航空会社は難しい運行計画を迫られています。

そんな中、ANAの羽田発フランクフルト行きビジネスクラスに搭乗する機会に恵まれました。

この記事では羽田空港やANAのコロナ感染症対策の様子についてご紹介いたします。

ヨーロッパ方面のANA便はフランクフルト線が便利

先の見通しを立てるのが難しい中、ANAの国際線は直近の運行計画しか発表しませんでした。

8月の運航計画が確定情報として発表されたのは7月14日。

予約の埋まり具合から運航する便の取捨選択をしていたのかと想像されます。

ANA便を利用してヨーロッパ方面への移動を検討すると2020年8月の運航計画はロンドンへ3便/週、パリへ1便/週、フランクフルトへ7便/週です。

ヨーロッパ各国へのアクセスを考慮するとフランクフルトでルフトハンザ航空に乗り継ぎすると多くの都市へルフトハンザ便が結んでいるフランクフルト行きが便利です。

ただしルフトハンザ便もANAと同じように運航計画の見直しを頻繁に行っていました。

航空チケットを発券しても安心せずに発券したフライトに変更が生じていないか搭乗一週間前に再確認されることをおすすめします。

空港内は閑散

2020年3月よりANA国際便羽田発は渡航先によって第2ターミナルと第3ターミナルに分かれる予定でしたが、大幅減便の影響もあり2020年8月時点において全ての便が第3ターミナルより出発しています。

座席がビジネスクラスなので搭乗前にはラウンジでゆったりと時間を過ごすことができます。

通常であれば早朝から最終便の時刻近くまで常にANAカウンターは空いておりいつでもスーツケースを預け入れることができます。

出発時刻は深夜0時10分、19時30分空港到着を目指し、空港連絡バスを利用しましたが乗客は私を含めて3名と少なく予定到着時刻に対して20分ほど早くターミナルに到着。

早速スーツケースを預けようとANAカウンターを目指しましたが、出発便が少ないためかカウンターは空いておらず。

その後19時30分にカウンターの受付が始まりました。

ANAの職員は全員がマスク着用、受付してくれた方はわたしに「機内に持ち込む手荷物は一つにまとまりますか」と尋ねてきました。

わたしは「小さなバッグは大きなバッグにしまいます」と回答。

手荷物を少なくするよう求めているようです。

誰も並んでいない保安検査を抜けるといつもは賑わっている出国エリアが閑散としています。

営業しているショップは施設はごくわずか。

掲示板で明るくなっている場所だけが営業中。

ラウンジサービスの状況

通常ビジネスクラス搭乗の際に利用できるのはANAビジネスラウンジですが、カウンターで案内されたのはANA スイートラウンジ。

ANA スイートラウンジはファーストクラス搭乗者やANAマイレージクラブ会員資格の中で最も上位に位置するステータスであるダイアモンドメンバーのみが本来利用できる場所。

コロナウィルス感染拡大防止の影響でラウンジサービスにも変化が生じていると事前にニュースで情報を得ていました。

ANAとしては減便の影響でラウンジ利用対象者が少ないために2カ所のラウンジを運用するのではなくビジネスラウンジ入室資格者をスイートラウンジに案内することでラウンジ運営を1カ所に絞り経費圧縮を狙っているのかもしれません。

わたしにとってはこれまで足を踏み入れたことのないスイートラウンジだったので期待が膨らみます。

ラウンジに入室すると係の方が声を掛けてくださり、窓際の航空機がよく見える座席と個室のような3方が腰ほどの高さのある壁に囲まれた座席のどちらを希望しますかと尋ねてくれました。

窓際の座席を希望すると席まで案内。

スイートラウンジがいつもこのような対応なのかコロナの影響で利用客が少ないから行えるサービスなのかは分かりません。

その後、「お飲み物は何がご希望ですか」と尋ねられ、席まで持ってきて頂きました。

ビジネスラウンジならセルフサービスで行うのでこの点もサービスが異なっています。

夕食を食べておらず、食事を頂くにはどのような行動を取るべきなのか周囲の様子をうかがいます。

しかし、ラウンジを利用している人は少なく食事をしているような人はみかけません。

入室時に飲み物を持ってきてくれたように、食事のメニューを持ってきてくれるわけでもありません。

そこでラウンジ内を歩き回ってみることにしました。

ANAのスタッフの方に「食事はどこで取れますか」と尋ねると奥のスペースへ案内して頂きました。

そこではひとつずつ取り分けられるような形でサラダの他お酒のおつまみになりそうなもの、デザート系のものが提供されていました。

またカレーや麺類などは注文することで座席まで運んで頂けるとのこと。

このような食事を頂くことができました。

ラウンジ食事

話を伺うと通常、メニューはもっと種類が豊富で充実しているとのこと。

コロナウィルス感染症拡大防止対応でサービスの提供方法がこのような形をとっているそうです。

食事の後、搭乗予定のフライトが0時10分発だったのでシャワールームを拝借することに。

受付でシャンプー・リンス・ボディシャンプーを頂きましたがシャワールームの中にも備え付けのものがありました。

シャワールームといっても洗面台やトイレが付随しており広さも申し分ありません。

 洗面台
 トイレ

アメニティはシャワーキャップ・ヘアブラシ・ひげそり・シェービングクリーム・クシ・歯ブラシコットンセットと一通り揃っています。

シャワーの水量、水圧も申し分なく快適にリフレッシュできました。

機内サービスの状況

搭乗時、機内への案内の順番もこれまでとは異なっています。

従来は小さなお子様や介添えの必要な方の搭乗の後にANAマイレージクラブの上位会員及びファーストクラスやビジネスクラスなど座席クラス順に案内されていたはず。

しかし、今回はグループ1から順に案内する形を取っていました。

どうやら密を避けることを狙い入り口から座席の遠い方を優先に搭乗させているようです。

チケット発券の段階で事前に指定した座席にたどり着き手荷物を整理しているとCAさんが「他の席に移ることもできますよ」と声を掛けられました。

隣の席に子連れの方がいましたが、ビジネスクラスなので密接しているとは感じませんでしたが全体を見渡すと空席が多く目立ちました。

ビジネスクラス空席

CAさんは空席率を考慮して搭乗客同士の間隔をもっと取るように考えているようです。

私以外にも同じ声かけをされている人を見かけました。

離陸後、深夜便のためか早々と機内は消灯。

ビジネスクラスのメインとなる食事はなくいつでも頼める軽食を選ぶこともできましたが、睡眠を取ることを優先。

シートがフルフラットになるのでしっかり眠れます。

トイレに行きたくなり目覚めると離陸から8時間を経過していました。

席に戻るとCAさんが「お飲み物はいかがですか」と声を掛けてくださいました。

日本なら朝食時刻なので一風堂のラーメンをオーダー。

いつもは朝からラーメンを食べることはありませんが、目についたのでどうしても食べたくなりました。

味は味噌味でバターも添えられており麺はやや柔らかめでしたがおいしいスープでした。

約12時間のフライトなので到着までの4時間ほど機内エンタテイメントを鑑賞して過ごすことに。

到着前に機内が明るくなり食事の準備が始まるものと想像していましたが、いっこうに明るくならず。

到着予定時刻1時間半前に食事をお願いすることにしました。

洋食をお願いしたところ、あいにく品切れとのこと。

コロナの影響で積み込む食事も少ないのかもしれません。

気を取り直して和食をお願いすることにしました。

一つのプレートにまとめられていましたが、日本発の和食は正解ですね。

結局到着まで機内が明るくなることはありませんでしたが、これもコロナ時代の特別対応なのかもしれません。

まとめ

2020年8月時点では飛行機で移動する人はまだまだ少ない状況です。

航空会社職員も乗客もマスクを着用し、こまめに手洗いをしていたので自分がコロナウィルスに感染する恐れは感じませんでした。

フランクフルト航空で乗り継ぎしたヘルシンキ行きの便の搭乗率は見たところ90%ほど。

ヨーロッパ内でもコロナウィルスが完全に沈静化したわけではありませんが、感染症対策を取りながら日常生活に必要な移動を取り戻そうとしていると感じます。

ANAの説明では飛行中、航空機内は外部の空気を取り込み約3分で全ての空気が入れ替わるとのこと。

早く誰もが安心して飛行機に搭乗できる日が戻って欲しいものです。

この記事はコロナ渦におけるANA長距離国際線ビジネスクラスの搭乗経験をご紹介いたしました。

これから搭乗をご予定の方のお役に立てば幸いです。


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ABOUTこの記事をかいた人

東京都出身、単身赴任中のサラリーマン。娘たちの子育て期が終わり学費捻出の呪縛から逃れた所です。 ハネムーンで海外に行って以来、しばらくの間飛行機とは縁がなかったが 陸マイル収集活動に開眼、ブログ収入や友達紹介をせず3年で100万マイルを貯めました。 ビジネスクラスでの海外旅行を楽しみに毎日生活をしています。